工事状況報告
受乞橋 工事のながれ
- 調査・準備
- コンクリート撤去
- 仮水路設置:水の流れを一時的に変える措置
- 小口止:護岸の両脇に積むブロックの柱を立てる
- 積みブロック/かごマット:ブロックや石のカゴを積む
- 根固め:護岸や堤防の「根元」を補強し、洗掘(地面がえぐられる現象)を防ぐための措置
- 連節ブロック:ブロック同士をワイヤーや金具でつなぎ、一体化させることで水の力や地震に強くした護岸用ブロック。これを設置する。
受乞橋
2025年11月7日
1-① GPSを使用した測量
GPSを使用し、現況の地盤状況を確認しています。
GPS測量は、天候や時間に左右されないのが大きなメリットです。
上空が開けている状態であれば、夜間や雨天時なども測量が可能となります。
測量場所も柔軟です。そのため作業時間の幅が広がり、短工期にも対応できるという利点にもつながります。
受乞橋
2025年11月12日
1-② 木の伐採(ジェットフォーク)
重機にジェットフォークを装着し、河川沿いの支障木を伐採しています。
人力作業を減らし、安全性と作業効率の向上を図っています。
受乞橋
2025年11月12日
1-② 木の伐採(ジェットフォーク・別角度)
河川や周辺環境に配慮しながら、伐採範囲を確認して作業を実施します。
重機作業と人の立ち位置を明確にし、安全管理を徹底しています。
受乞橋
2025年11月12日
1-③ 木の伐採(チェーンソー使用・チャップス着用)
チェーンソー作業時は、防護ズボン(チャップス)を着用し、安全対策を徹底しています。
重機と人力作業を使い分け、状況に応じた施工を行います。
受乞橋
2025年11月20日
2-① 古いコンクリートブロックを取り外す
老朽化した既設コンクリートブロックの撤去作業を行っています。
周囲の地盤や構造物に影響が出ないよう、慎重に作業を進めます。
受乞橋
2025年11月20日
2-② 取り外したコンクリートブロック
撤去したコンクリートブロックは、現場内で一時集積します。
分別・処理方法を確認し、適切に搬出します。
受乞橋
2025年11月25日
3 仮水路設置
護岸工事では、施工箇所を乾いた状態にするため、川の流れを一時的に別のルートへ切り替えます。
本工事では、「水中ポンプ」を使用しました。
作業場所の水を受ける事で安全に施工を行います。
工事完了後は、川の流れを元の状態に戻します。
あくまで一時的な措置です。
受乞橋
2026年1月
4 「小口止め」について
この工事では、斜面や護岸の端っこを守る”ストッパー”や”柱”の役割となる
「小口止め(こぐちどめ)」をつくっています。
斜面は、端の部分からくずれやすく、雨や雪どけ水で土が流れてしまうことがあります。
そこで、コンクリートでしっかりとしたストッパーをつくり、斜面全体がこわれないように守っています。
まわりの安全を守るための、大切な工事です。
その「小口止め」を作る作業を行いましたので、ご紹介します。
受乞橋
2026年1月
4-① 型枠を設置中
斜面や護岸の“端っこを守るストッパー”をつくるために、
コンクリートを流し込むための「枠」を設置しています。
これは「型枠」と呼ばれますが、現場によって「斜面の角度」「地形の形状」「大きさ・高さ」が異なるため、現場に合わせて毎回作ります。
受乞橋
2026年1月
4-② コンクリート完成・枠組みを外す
「枠」を外すと、ストッパーの形がしっかりとできあがっています。
コンクリートは、流し込んでから1~2日で形が保てるようになりますが、
その後も時間をかけて、だんだん強くなっていきます。
現場では
・数日間しっかり養生(保護)
・状況を見ながら次の作業へ
という流れで、慎重に、且つ丁寧に様子を見ながら進めています。
受乞橋
2026年1月
④-3 「小口止め」ができました。
この「小口止め」が斜面全体の安全を守ります。
受乞橋
2026年2月
6 「根固め」について
2月は川の底面を整備しています。「根固めブロック」を敷く。
① 根固めブロックとは
根固めブロックは、護岸や堤防の「足元」を守るために川の底に設置するコンクリートブロックです。
② 川の底面に敷く理由と効果
増水時の強い流れは、川底を深く掘り下げることがあります(洗掘)。
・河床の洗掘を防ぐ
といった効果があり、護岸全体の安定性を高めます。
③ 今おこなっている作業は?
両側法面(壁)の施工が終わったので、底面にあたる川の中央部に根固めブロックを規則正しく敷設しています。
重機で一枚ずつ据え付け、高さや並びを確認しながら、川底を全面的に保護しています。
受乞橋
2026年2月
7 「連節ブロック」とは
底面がキレイになり、水流が再開しました。今は橋のすぐ下を整えています
連節ブロックとは、コンクリートブロック同士をワイヤーなどで連結し、面として一体化させた護岸用ブロックです。
一つ一つを単独で置くのではなく、全体がつながることで大きな力に耐える構造になっています。
写真では、白いシート(吸い出し防止材)の上に連節ブロックを敷き並べています。
このシートは、地盤の土が水と一緒に流れ出すのを防ぐ役割があります。
その上に連節ブロックを設置することで、
・水の力を面全体で受け止める
・地盤の洗掘(えぐれ)を防ぐ
・ブロックの沈下やずれを抑える
といった効果が生まれます。
空撮写真では、ブロックが規則正しく並び、広い範囲を覆っている様子が分かります。
川の流れに対して「面」で守る構造であることが、この写真からも確認できます。
見た目はシンプルですが、水の力と地盤の安定を考えた重要な構造物です。